About Us

みのり農園について

滋賀・東近江の地で、有機にこだわり続けて。

田んぼ・稲・生きものが息づくみのり農園の風景

Message

代表より

私は、わけあって40歳という齢から農業を始めました。最初に抱いた農業のイメージは、自然がいっぱいで、どこかやさしく、ソフトなもの。でも、いざ蓋を開けてみると、思っていた農業とはまったく違いました。

誰もが当たり前のように農薬を使う。その光景に、私はずっと違和感がありました。なぜ農薬をまくのか。収穫を増やすため、管理を楽にするため、指導に従うため——。それは「作る農業」ではなく、「作らされている農業」ではないか。だから私たちは、自分たちの手で考える「作る農業」を始めたいと思いました。

私は自然が好きです。特に山登りが好きで、そこで「ミニマムインパクト」という言葉を教わりました。自然に対して、与えるダメージは最小限に。田畑も同じです。ホタル、カエル、ドジョウ、ザリガニ——たくさんの生きものが暮らす場所だから、できるだけ手を添える程度に。

無農薬栽培は難しいと思われがちです。でも、よくばらなければ、案外カンタンですよ。収穫は減るし草も出る。それが自然なんです。それでもコツコツ努力すれば、収穫もそこそこ、草も減っていく。失敗は、明日への希望です。

皆さんが今食べているお米には、農薬という「ふりかけ」がかかっていませんか。

株式会社 みのり農園 代表 吉川 尚樹

Organic JAS

10年以上、守り続けてきた証。

有機JAS認証を受けたみのり農園のお米やメロン

「有機」という言葉は、いまや広く使われるようになりました。けれど、私たちが取得している有機JAS認証は、国が定めた基準にもとづき、第三者機関による厳格な審査を経てはじめて認められるものです。

農薬にも化学肥料にも頼らない栽培を続け、土壌や栽培の記録を細かく残し、毎年その審査をクリアする。決して簡単な道ではありません。それでも私たちは、お米で10年以上、この認証を守り続けてきました。

そしていま、その歩みはメロンにも広がっています。お米とメロン——手間を惜しまず、自然の力を信じて育てたものだけに、この証は宿ります。

ラベルの裏にある、地道な努力と誠実さ。それが、みのり農園の有機JASです。

Our Cycle

お米から、お米へ。

みのり農園の農業は、大きな一つの循環の中にあります。

自分たちで育てた有機JAS認証米。その米ぬかや米くずを飼料にして、近江しゃもを育てます。のびのびと時間をかけて育った鶏がやがて残すのは、豊かな栄養をふくんだ鶏糞。それを田んぼへ還すことで、土はまた力を取り戻します。

そうして育った土から、次のお米が実る。お米が鶏を育て、鶏が土を育て、土がまたお米を育てる——捨てるもののない、いのちの巡り。

それは、自然が本来もっている循環の形を、農業のなかにそのまま生かすこと。みのり農園の「あるがまま」は、この巡りの中に息づいています。

みのり農園の循環図:有機JAS認証米から近江しゃもの飼料、鶏糞を田んぼへ、豊かな土づくりへと一巡する循環

Beyond Borders

海を越えた、有機の種まき。

インド・ビハール州での有機農業指導の様子 1
インド・ビハール州での有機農業指導の様子 2
インド・ビハール州での有機農業指導の様子 3
インド・ビハール州での有機農業指導の様子 4
インド・ビハール州での有機農業指導の様子 5

みのり農園の挑戦は、滋賀の田んぼだけにとどまりません。

2019年から、私たちは 公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO) とともに、外務省のODA事業として、インド・ビハール州の村々で有機農業の指導を続けてきました。ブッダガヤ近郊の村々に施設園芸ハウスを建て、現地の農家の方々と土をつくり、メロンやトマトを育てる——ゼロからの挑戦でした。

道のりは平坦ではありませんでした。土が病気になったときは、インドで手に入る紅茶からタンニン鉄をつくり、土壌を改良した。うまく育たず、悔しい思いをした年もありました。それでも現地の農家の方々と手を取り合い、一歩ずつ前へ進んできました。

私たちが伝えたかったのは、農業の技術だけではありません。有機農業とともに、女性への識字教育や、環境に配慮したエコサントイレの普及にも取り組みました。

ODA事業を終えた今も、この歩みは終わりません。現地に根づいた有機農業が、インドの人々の手で受け継がれていくこと。それが私たちの願いです。

有機農業が、世界中に広がるように。未来の子供たちのために。

Thank you

みのり農園を、もっと知る。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。みのり農園の恵みを、ぜひお手にとってみてください。